Snow Manの楽曲『カリスマっ!』を聴いて、「これ、他のSTARTO(旧ジャニーズ)アイドルにも似た枠の曲があった気がする…?」と感じた人も多いのではないでしょうか。
全力でエンタメに振り切り、ライブで一気に空気を持っていく独特の立ち位置の曲ですよね。
実はSTARTOには、こうしたライブの盛り上げ役として機能する楽曲が昔から各グループに用意されてきました。
この記事では、Snow Manの『カリスマっ!』(※実際は『カリスマックス』)と同じ“エンタメ全振り枠”の楽曲を、タイプ別に整理して紹介します。
- Snow Manの「カリスマっ!」は、“パラパラ×ダンスサウンド×ラップ”で畳み掛ける構成
- STARTO(旧ジャニーズ)には、ライブで化けるエンタメ全振り(通称:トンチキ)枠が昔からある
- 「ノリ」「フリ」「合いの手」「寸劇」がセットになりやすく、会場一体型に寄っているのが特徴
- 似た“枠”の曲は、ダンス系・電波系・応援系・企画ものに分けると探しやすい
タイプ別|エンタメ全振り曲の「4つの枠」
ここでは、STARTO(旧ジャニーズ)内で語られやすい“エンタメ全振り曲”を、役割別に整理します。
Snow Man『カリスマックス』とライブでの立ち位置が近いかどうかを基準にしています。
1)パーティー・ダンス枠(ノリ最優先)
テンポが速く、振りや合いの手で一気に会場を持っていくタイプ。
- NEWS『チュムチュム』
- A.B.C-Z『Just Romantic!』
- Hey! Say! JUMP『Come On A My House』
- 関ジャニ∞『∞SAKAおばちゃんROCK』
2)電波・言葉遊び枠(クセ強・中毒性)
意味不明ギリギリだが、本気で作られていて記憶に残るタイプ。
- Sexy Zone『ぶつかっちゃうよ』
- Kis-My-Ft2『Thank youじゃん!』
- ジャニーズWEST『ええじゃないか』
3)一体感・コール枠(みんなで叫ぶ用)
フレーズが短く、観客の声がそのまま演出になるタイプ。
- SixTONES『Mr.ズドン』
- 関ジャニ∞『ズッコケ男道』
- 嵐『Happiness』(盛り上げ枠として)
4)企画もの・メタ枠(エンタメの理由が明確)
コンセプト勝負で、ライブの“空気を切り替える”役割を持つ曲。
- King & Prince『ORESEN』
- Twenty★Twenty『Wash Your Hands』
- タッキー&翼『夢物語』(参加型エンタメとして)
Snow Manが好きなら刺さりやすい“近い温度感”の曲
ここでは「曲の役割が近い」「ノリが近い」ものを中心にピックアップします。
A.B.C-Z『Just Romantic!』
『カリスマックス』と“似てる”と話題になり、A.B.C-Z自身も検証動画を出したことで注目されました。ダンスの楽しさ・ノリの良さで繋がりやすいタイプです。
King & Prince『ORESEN』
「王道キラキラ」とは別ベクトルで振り切る枠。ライブでの遊びが見たい人に向きます。
結局いちばん「カリスマックス」に近いのはどれ?
結論から言うと、完全に同じ役割・同じテンションの曲は存在しません。
ただし、「ライブでの立ち位置」「会場の空気を一気に変える力」という点で最も近いのは、次のタイプの楽曲です。
特に近いと言われやすいのは、A.B.C-Z『Just Romantic!』です。
ダンスを前面に出しつつ、遊び心のある構成で会場を巻き込み、メンバー自身も楽しんでいる空気が伝わる点が共通しています。
実際に“似ている”と話題になり、比較されることが多いのもこの曲です。
また、SixTONES『Mr.ズドン』も、楽曲の雰囲気は違えど「一体感を作る装置」という役割ではかなり近い存在です。
理屈よりノリで押し切り、観客の声が加わって完成する点は『カリスマックス』と共通しています。
つまり、『カリスマックス』に一番近いのは
- 曲調が似ている曲 ではなく
- ライブでの役割が似ている曲 だと考えると納得しやすいです。
なぜSTARTOには「エンタメ全振り枠」が必ずあるのか
STARTO(旧ジャニーズ)のライブ構成を見ると、多くのグループに必ず1曲以上「エンタメ全振り枠」が用意されています。
これは偶然ではなく、長年のライブ文化の中で培われた“型”のひとつです。
理由のひとつは、セトリに緩急をつけるためです。
シリアスでかっこいい曲が続いたあとに、あえて振り切った曲を入れることで、会場の空気を一度リセットし、再び盛り上げ直すことができます。
もうひとつは、ファン参加型の文化です。
このような理由から、『カリスマックス』のようなエンタメ全振り曲は、今後もSTARTOの各グループで形を変えながら作られ続けていくと考えられます。



まとめ
『カリスマっ!』系の曲を探すなら、曲調だけでなく「ライブでの役割=エンタメ枠」で探すのが一番近道です。
まずはタイプ別に当たりをつけて、気になる曲をライブ映像やセトリで追うと、ハマる曲が見つかりやすくなります。


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