2025年6月13日、YOSHIKIさんが発表したXYメンバー3人の脱退と、T.N.Tのプロジェクト離脱。
これにより、XYというグループは事実上の「再構築」を迫られる形となりました。
特に注目されているのが、ダンス&ボーカルメンバーであるJAYさんを中心とした新体制。
果たしてXYはここから再始動するのか、それとも終焉へのカウントダウンなのか?ファンの間で広がる不安と期待をもとに、今後の展望を探ります。
- XYは主要メンバー3人の脱退とT.N.T独立により大きな転換点を迎えた
- 今後はJAYさんを中心としたダンス&ボーカル体制が軸になる可能性が高い
- ファンの不安は根深いが、YOSHIKIさんとJAYさんの言葉から再始動の兆しもある
- 過去のYOSHIKIプロジェクトと比較しながら、継続の難しさと希望を分析
現在の構成は?JAY体制の可能性

XYは元々、バンドメンバーとダンス&ボーカルの融合グループとして結成されました。
しかし今回、バンドの中心メンバーだったKARMAさん(Vo)、GAIさん(Vo)、KAIRIさん(Gt)が脱退。
さらにT.N.T(KYOHEYさん、FURUTATSUさん、手越祐也さん)もプロジェクトから独立したことで、バンドセクションは事実上消滅したといえます。
そんな中、残るのは以下のダンス&ボーカルメンバーたち。
- JAY
- HAYATO
- RAIA
- KICE
- KANJI
- P→★
- MITCHY
- KOSEI
JAYさんは今回、YOSHIKIさんのコメントでも特に言及されており、
「JAYはこの転換を受け、XYのDance & Vocalに専念し全力を注いでいきたいと判断をしました」
と語られています。
ファンが感じている主な不安
X(旧Twitter)やコメント欄では、次のような声が目立ちます。
- 「また途中で終わるのでは?」
- 「JAYくんは好きだけど、バンドがなくなるとXYっぽくない」
- 「ライブでのステージ構成はどうなるのか?」
- 「YOSHIKIさん、ちゃんと関与してくれるのか?」
これらの不安の根底には、YOSHIKIさんの“飽きっぽさ”や“放置型プロデュース”という世論が影響しています。
それでも再始動はあり得る理由
とはいえ、再始動の可能性がゼロではない理由もあります。
1. YOSHIKIさんの“責任感”ある声明
「本当に申し訳ありませんでした」
という謝罪に加え、
「XYは新たな道を進んでいきます」
と明言している点。
プロジェクト終了ではなく“継続”を示唆する表現であり、まだ動きがある可能性があります。
2. JAYさんの明確な意志表示
JAYさんはデビュー当初から人気メンバーで、パフォーマンス力も高く、ファンとのコミュニケーションも積極的。
3. ダンス&ボーカル市場の強さ
現在の音楽市場では、BE:FIRST、&TEAM、JO1など、ダンス&ボーカルグループの人気が根強いです。
その文脈に合わせて再ブランディングすることで、XYは新たなスタートを切れる可能性も。
過去の事例から学ぶ:YOSHIKIプロジェクトの再始動力
XYの今後を占ううえで、YOSHIKIさんが関わってきた過去のプロジェクトにも注目すべきです。以下に表形式でまとめました。
プロジェクト名 | 開始時期 | 主な特徴・成果 | 継続性・現在の状況 |
---|---|---|---|
Violet UK | 2002年〜 | 新ジャンル創出を目指すユニット。実験的・映像重視 | 音源は少なく、活動は未完の印象 |
YOSHIKI CHANNEL | 2015年頃〜 | ファン向けトーク・ライブ配信など | 定期配信と長期休止を繰り返し、不安定 |
The Last Rockstars | 2022年結成 | HYDE、MIYAVI、SUGIZOとのバンドで世界展開を目指す | 2024年ライブ延期以降、活動報告なし |
これらの事例からも、YOSHIKIさんの「初速の強さ」と「継続力の不安定さ」が浮かび上がります。
XYもまた、同じ道を辿るのか、それとも脱却するのかが問われる局面にあります。
今後の焦点:次なる発表はいつ?
再始動があるとすれば、次に注目すべきは「次の公式発表の時期」です。
これまでのYOSHIKIプロジェクトでは、
- 重大発表はSNSで事前に予告されることが多い
- ビジュアル刷新やリーダー体制の明言がある
といった特徴があります。今後のチェックポイントは、
- 新ビジュアル・アーティスト写真の公開
- メンバー構成とポジションの再整理
- 新曲リリースまたはライブ開催の告知
まとめ
XYの再始動は「ゼロからの再構築」に近く、決して容易ではありません。
しかしJAYさんを中心としたメンバーの意志と、YOSHIKIさんの責任表明により、“光”が見える状況ともいえます。
ファンとしては、疑念と期待を抱えながらも、今後の発表を見守るしかありません。
この転換期を越えて、XYがどんな姿で戻ってくるのか──それは「信じる力」が試される瞬間かもしれません。
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