1993年に大ヒットしたTHE虎舞竜の「ロード」。その印税総額はなんと22億円以上と推定されています。
時代を象徴するこの楽曲によって一躍スターダムにのし上がった高橋ジョージさんは、その巨額の収入をどのように使い、どんな人生を歩んできたのでしょうか?
この記事では、バブル崩壊後の不況下における異例の成功から始まり、浪費エピソード、趣味への投資、離婚による財産問題、そして現在の等身大の暮らしまで、高橋さんの金銭感覚と人生の変遷を振り返ります。
- 「ロード」のヒットにより約22億円の印税収入を得た
- 六本木での豪遊や高級バイク、3億円の豪邸などに浪費
- 現在もカラオケ印税で年間1200万円以上の収入があるとされる
- 財産分与を経て、現在は質素で自由なライフスタイルを実践中
22億円の印税はこう使われた

1993年にリリースされた「ロード」は、220万枚を超えるセールスを記録し、高橋ジョージさんに巨額の印税をもたらしました。
高橋さん本人がテレビ番組や講演で語っている通り、そのお金の多くは「湯水のごとく」使われたといいます。
中でも象徴的なのは、六本木のクラブで一夜に6000万円を使ったという伝説的なエピソード。
また、バイクへの愛情も強く、特にハーレーダビッドソンのカスタムに数千万円を費やしたとも報じられています。
さらに東京都世田谷区には、3億円超のスタジオ付き豪邸を建設。
趣味・遊び・住まい、全てに惜しみなくお金を注いだ日々が続いていたようです。
バブル崩壊後でも異例の成功
「ロード」が世に出た1993年は、バブル経済が崩壊し、多くの業界が低迷していた時期です
。それでもこの楽曲は異例のヒットを記録。まさに“逆風の中での成功”でした。
日本が「失われた10年」と呼ばれるデフレ期に突入する中での大成功は、エンタメ界でも極めて稀な現象だったといえます。
バイクとボウリングに情熱を注いだ日々

高橋さんの印税の使い道で特に目立つのが、バイクへの投資です。
愛車の中でも特にハーレーには強いこだわりを持っており、複数台を所有していたといわれます。
バイクは購入費用に加え、カスタム費、整備費、保険料、保管費など維持コストも高額。
高橋さんにとっては贅沢な趣味というより、“生きがい”に近い存在だったのかもしれません。
また、ボウリングも得意で、専用スペースを設けるほどの熱意があったとされています。道具のカスタマイズにもお金を惜しまず投じていたようです。
3億円豪邸と離婚後の現実

高橋さんは、かつてタレントの三船美佳さんと結婚。
世田谷にあるスタジオ付き豪邸は2人の生活の拠点となっていました。
しかし2016年、離婚を発表。
財産分与によりこの豪邸も問題の焦点となり、家や土地の名義、処分方法などが話題になりました。
高橋さんは当時、
「喜びと悲しみが同時に押し寄せた」
と語っています。
現在の印税収入とライフスタイル
「ロード」は今も根強い人気を誇り、カラオケでの歌唱回数も多いことから、現在も年間1200万円前後の印税収入があると推定されています。
1回カラオケで歌われるたびに7円程度が印税として入る仕組みで、これだけでも十分な生活資金となっているようです。
ただし、高橋さんの暮らしぶりは過去の豪華なイメージとは対照的。
現在はカーシェアを利用した移動を選び、生活スタイルもシンプルで実用的に変化しています。
まとめ
22億円の印税を手にし、派手な浪費と共に一時代を築いた高橋ジョージさん。
しかし、時が流れ、離婚や財産問題を経験した今は、自由で堅実な生活を選んでいるようです。
「派手に稼いで派手に使った」過去と、「必要なものだけに囲まれる」現在。
その両方を体験してきたからこそ語れる人生観が、今も人々の関心を集めています。
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