国民的アニメ『サザエさん』に、片岡愛之助さんと藤原紀香さん夫妻が本人役で登場します。
放送は2025年8月24日(日)の特別編「祝!万博開催スペシャル」。今回描かれるのは、1970年の大阪万博をテーマにしたエピソードの再放送と、2025年の大阪・関西万博を舞台にした新作の2本立てです。
実に55年ぶりとなる「大阪万博回」ということで、当時の「太陽の塔」と最新の「大屋根リング」、動く歩道と空飛ぶクルマといった“未来の象徴”の違いが大きな見どころとなっています。
- 片岡愛之助さん&藤原紀香さんが『サザエさん』に本人役でゲスト出演
- 55年ぶりに放送される「大阪万博回」は1970年版+2025年版の豪華2本立て
- 太陽の塔と大屋根リング、動く歩道と空飛ぶクルマなど「未来観の違い」が見どころ
- 藤原紀香さんは日本館名誉館長、舞台『サザエさん』主演ともリンクする話題性
サザエさん55年ぶりの大阪万博回とは?

フジテレビ系『サザエさん』が2025年8月24日(日)に放送する特別編は、「祝!万博開催スペシャル」と題し、1970年の大阪万博を描いたエピソードと、2025年の大阪・関西万博を舞台にした新作を2本立てで届けます。
55年の時を経て同じ家族が再び万博を訪れる構成は、まさに国民的アニメならではの企画といえるでしょう。
ゲスト出演は片岡愛之助さん&藤原紀香さん
今回の特別編で大きな話題となっているのが、片岡愛之助さんと藤原紀香さん夫妻の本人役出演です。
サザエさん一家が「日本館」を訪れる場面で、名誉館長の藤原紀香さんが登場。火星の石を見て盛り上がるシーンが描かれます。
続いて、「食と祭EXPO」では片岡愛之助さんが登場し、大阪グルメを楽しむ一家と交流。
夫妻揃って声の出演というのは珍しく、紀香さんが実際に担う「日本館名誉館長」としての役割とリンクしているのも見どころです。
1970年版と2025年版の万博描写の違い

サザエさんが描いた“万博の風景”を比較すると、時代ごとの未来観の変化がはっきり見えてきます。
視点 | 1970年(昭和45年)大阪万博回 | 2025年(令和7年)大阪・関西万博回 |
---|---|---|
象徴的建築 | 太陽の塔(岡本太郎) | 大屋根リング |
移動手段 | 動く歩道(ムービングウォーク) | 空飛ぶクルマステーション |
展示テーマ | 月の石、各国パビリオンの未来技術 | 大阪ヘルスケアパビリオン、Earth at Night |
家族の描写 | 弁当持参、行列に驚く昭和的レジャー | グルメ・体験型展示を楽しむ令和的レジャー |
未来観の方向性 | 「驚きと夢の未来」 | 「課題解決と社会実装の未来」 |
1970年は「技術への驚き」が中心でしたが、2025年は「社会課題をどう解決するか」に焦点が移っています。
藤原紀香さんの“万博愛”と舞台『サザエさん』
藤原紀香さんは2025年の大阪・関西万博で日本館名誉館長に就任しており、今回の出演は公私ともに万博を背負う形です。
さらに、今年6月〜7月には舞台『サザエさん』で主演を務めており、アニメと舞台で「二重のサザエ」を演じる形になりました。
まとめ
『サザエさん』55年ぶりの大阪万博回は、過去と現在の万博をつなぐ貴重なアニメ史の瞬間です。
片岡愛之助さん&藤原紀香さんが本人役で登場することで、万博のリアルな魅力とアニメの世界が交差。1970年の「太陽の塔」と2025年の「大屋根リング」のように、時代ごとの象徴を比較しながら楽しむのがこの回の大きなポイントといえるでしょう。
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