2025年7月、女性アイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」と、別のアイドルグループ「カワラボ(CUTIE STREET)」をめぐる炎上騒動が起こりました。
発端は、カワラボのメンバーによる“流星群”のカバーでした。
本記事では、なぜここまで炎上が拡大したのかを時系列でわかりやすく解説します。
- イコラブの大切な楽曲「流星群」をカワラボが無断カバーし炎上騒動へ
- ツイートに=LOVE表記がなく、新曲のように見えたことが問題に
- 指原莉乃さんと山本杏奈さんが大人の対応を見せる中、カワラボ側は沈黙
- ファンからは「過去にも同様の問題があった」との声も
発端は「流星群」無断カバー疑惑
「流星群」とはどんな曲なのか?
カワラボに所属するアイドルの生誕祭イベントで、イコラブの楽曲「流星群」を含む3曲が披露されました。
特に問題となったのは、運営公式X(旧Twitter)による以下の投稿です。
「新曲披露しました!」
この投稿では、楽曲が=LOVEのカバーであることが明示されておらず、まるでカワラボのオリジナル曲かのように伝わる内容でした。
「流星群」は、イコラブの高松瞳さんと齊藤なぎささんのコンビに宛てて、指原莉乃さんが作詞した大切な1曲。
齊藤さん卒業以降、姉妹グループ含め誰にもカバーされなかった”特別な曲”であり、ファンにとって神聖な存在です。
それだけに、出典も明示されずに披露されたことにイコラブファンが激怒するのは当然の流れだったと言えます。
「流星群」が特別視される理由とは?
「流星群」はイコラブ8thシングルとして2020年にリリースされた楽曲で、高松瞳さんと齊藤なぎささんの深い信頼関係をもとに生まれたとされています。
作詞を担当した指原莉乃さん自身が「この2人にしか歌ってほしくない」と語ったこともあり、ファンにとっては“他人が触れてはいけない楽曲”とする声も強いのです。
実際、齊藤さんが卒業して以降、姉妹グループでさえ同曲をカバーした例はなく、運営も暗黙の了解で守ってきた背景がありました。
投稿削除と説明なき対応がさらなる火種に
Xでの拡散と二次炎上の構図
問題のポストは後にしれっと削除されましたが、謝罪や訂正文の投稿は一切ありませんでした。
この対応がさらに火に油を注ぐ結果となり、X上では大手ツイッタラーを巻き込む形で拡散・炎上。
- 「どうして出典を隠したのか?」
- 「敬意が足りない」
といった声が広がる中、
一部のカワラボファンは「嫉妬では?」などと擁護する動きを見せました。
しかし、それ以上に「以前から配慮に欠ける行動があった」との指摘が過去投稿を引き合いに出されて相次ぎました。
「カバー曲のマナー」とは?今回の問題点を整理
アイドル業界では、他グループの楽曲を披露する際に以下の点が通例となっています。
- カバー元のグループ名や曲名を明示する
- セトリ発表時やSNS投稿で「カバーです」と表記する
- ファンや原曲者へのリスペクトを示す演出や言葉がある
今回はこうした点がまったくなされず、かつ無言で投稿を削除したことが問題を拡大させました。
イコラブメンバーと指原Pの大人な対応が評価
ファンの声を受け止める姿勢が明暗を分けた
炎上が過熱する中、指原莉乃さんがインスタストーリーで「平和にいきましょう」とファンに向けた火消しコメントを発信。
また、イコラブのリーダー・山本杏奈さんもSHOWROOMの配信内で「それぞれの気持ちがあると思うけれど、過激な言葉は控えて」と呼びかけました。
この冷静な対応に、ファンの一部からは
- 「イコラブ陣営は大人だ」
- 「山本さんの対応が素晴らしい」
といった称賛の声が寄せられ、イコラブ側の株が上がる結果になりました。
カワラボ側は沈黙を貫くも、ファンの不信感は継続中
「説明責任を果たさない運営」という印象が強まる
一方で、騒動の当事者となったカワラボ運営は、8月初旬現在に至るまで正式な謝罪や声明を発表しておらず、沈黙を貫いています。
そのため、
- 今後もイコラブ関連の曲を勝手にカバーするのでは?
- 他グループへのリスペクトが感じられないのでは?
といった疑念を抱くファンも少なくありません。
また、「以前にも“これは身内向けの映像じゃないの?”と炎上しかけた過去がある」と、過去の行動との共通点を指摘する声も上がっています。
まとめ
今回の騒動について、ファンの方の間では思うところがいろいろとあるかもしれません。
しかし、悪気があったわけではないと思うのです。暗黙の了解という性質から、それを知らなかった可能性もあります。
炎上は収束しつつありますが、運営の対応が注目され続けています。
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