2025年8月16日(土)21時から放送されるフジテレビ系『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2025』では、
全国のファン投票による「最恐選挙2025」の結果が発表され、過去の名作6作品が“初”デジタルリマスター化されて放送されます。
MCの稲垣吾郎さんも推す石原さとみさん主演『S銅山の女』をはじめ、豪華俳優陣が出演した人気エピソードが一夜限りで復活。
本記事では、選出作品一覧、視聴率、リマスター化の理由、そして今後の展開予想まで詳しく解説します。
最恐選挙2025の結果と選出作品一覧
今回の「最恐選挙」は、歴代『ほん怖』26本の中から視聴者投票で上位6作品を決定。
見事選ばれたのは以下のラインナップです。
- 『黄泉の森』(2004年) 小栗旬さん主演
- 『行きずりの紊乱者』(2004年) 上野樹里さん主演
- 『右肩の女』(2012年) 岡田将生さん主演
- 『顔の道』(2009年) 佐藤健さん主演
- 『怨みの代償』(2009年) 綾瀬はるかさん主演
- 『S銅山の女』(2014年) 石原さとみさん主演
この6作品はすべて今回が初のデジタルリマスター化。
各話の視聴率
今回リマスター化される6作品のうち、判明している視聴率は以下のとおりです(関東地区・ビデオリサーチ調べ)。
作品名 | 放送年 | 視聴率 |
---|---|---|
黄泉の森/行きずりの紊乱者 | 2004年 | 約14~16%(シリーズ平均) |
顔の道/怨みの代償 | 2009年 | 15.6% |
右肩の女 | 2012年 | 16.0% |
S銅山の女 | 2014年 | 未確認 |
※一部の作品については個別視聴率が公表されていませんが、いずれも当時としては高水準の数字を記録していました。
みんなの反応(SNSより)
放送決定を受け、X(旧Twitter)では次のような声が寄せられています。
- 「S銅山の女、当時リアルタイムで見てトラウマになった!また見られるなんて…」
- 「顔の道と右肩の女が入ってるの嬉しい!でもあの作品も見たかった…」
- 「吾郎さんの『はい吾郎さん』のコーナーも楽しみ」
- 「リマスターで画質良くなるのはありがたいけど、怖さ倍増しそう」
全体的に、選出作品への期待感と、惜しくも入らなかった作品への残念な声が混在。
中でも石原さとみさん主演『S銅山の女』は、放送前から「原因が語られない恐怖が最高」と話題を集めています。
なぜこの6本が選ばれたのか
今回の結果を見ると、いくつかの共通点があります。
- 出演俳優の人気と存在感
小栗旬さん、綾瀬はるかさん、佐藤健さん、石原さとみさんなど、主演俳優がいずれも現在も第一線で活躍中。 - 物語の印象的な結末
「原因が不明のまま終わる」「最後のワンカットが頭から離れない」など、視聴者に余韻と恐怖を残す作風。 - SNSや口コミで語り継がれた作品
放送から10年以上経っても「トラウマ回」として名前が挙がるエピソードばかり。
こうした要素が票を集め、今回の選出につながったと考えられます。
初デジタルリマスター化の背景
『ほん怖』は1999年から続く長寿シリーズですが、過去作の多くはSD画質(4:3)で収録されており、現在のテレビ放送では画質面での劣化が目立っていました。今回のリマスターでは、
- フィルム・テープのデジタル化
- 色味や明暗の補正
- ノイズ除去による音声クリア化
といった処理が施され、臨場感と没入感が大幅に向上。ファンにとっては「初見感覚」で楽しめる貴重な機会です。
また、リマスター化は今後のアーカイブ配信や映像商品化の布石とも考えられます。
稲垣吾郎さんの推し『S銅山の女』
MCの稲垣吾郎さんが「トップレベルの怖さ」と語るのが、石原さとみさん主演の『S銅山の女』(2014年)。
この作品は、廃墟となった銅山を舞台に不可解な出来事が次々と起こる物語ですが、最大の特徴は心霊現象の原因が一切語られない点。視聴者の想像力をかき立てることで、説明されない恐怖がじわじわと迫ってきます。
まとめ
『ほん怖』ファンにとって、2025年の夏は“懐かしいけど新しい”恐怖を味わえる特別な時間になりそうです。
高画質・高音質で蘇る6本の名作は、過去を知る世代には再確認の機会となり、初めて見る世代には新たなトラウマを植え付けるかもしれません。
放送当日は、部屋を暗くして背筋がぞくっとする夜を迎えてみてはいかがでしょうか。
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