近年、芸能界を中心に「年上の女性と年下の男性」という組み合わせの結婚が目立つようになりました。
2025年12月23日に報じられた波瑠さんと高杉真宙さんの結婚も、その流れを感じさせる話題のひとつです。年齢差は大きくないものの、「年上女性×年下男性婚」という切り口で多くの関心を集めています。
こうしたニュースを見て、「本当に最近増えているのか」「昔と何が違うのか」と疑問に思った人も多いはずです。
この記事では、年上女性×年下男性婚が増えているように見える理由を、時代背景や結婚観の変化から整理していきます。
- 「年上妻婚」は増えているが、同時に“同世代婚が主流化”している
- 出会いの場(職場・SNS・マッチングアプリ)の変化で年齢差の壁が下がった
- 女性の経済力・キャリアの伸びが、年齢差の固定観念を弱めた
- 「年上男性が不人気」ではなく、選ばれる条件が変わっただけ
年上女性×年下男性婚は増えた?まず結論から
結論としては、「年上女性×年下男性婚は“確かに増えた”」一方で、もっと大きな流れとして「年齢差が小さい結婚(同世代婚)が主流になった」というのが実態です。
つまり、“年上妻婚が急増して世の中がひっくり返った”というより、
- 夫が年上の結婚が圧倒的に多い時代から
- 夫婦が同世代の結婚が増え
- その中で「妻が少し年上」も自然に増えた
という順番で見ておくと、誤解が減ります。
なぜ『年上妻婚が多い』と感じるのか:見え方が変わった理由
昔からあった価値観:「年上女房は金の草履をはいてでも探せ」
実は、年上女性と結婚すること自体は最近生まれた価値観ではありません。日本には古くから、
年上女房は金の草履をはいてでも探せ
という言葉があります。
この言葉の意味は、「年上の妻は人生経験や生活力があり、結果的に夫を幸せにする存在であるため、多少苦労してでも見つける価値がある」という明確な称賛です。
表現こそ「姉さん女房」から「年上女性×年下男性」へ変わりましたが、本質は「精神的に自立し、現実的な生活感覚を持つ女性が選ばれる」という点で共通しています。
実際に話題になった他の年上女性×年下男性の例
近年は「妻が年上」というだけで話題になりやすく、実際には年齢差が数歳程度でもニュース化されています。
ここでは、比較的知られているケースから、傾向が分かりやすい実例まで幅広く整理します。
年上女性×年下男性の主な実例まとめ
| 分類 | カップル・ケース | 年齢関係 | 注目された理由・背景 |
|---|---|---|---|
| 芸能界 | 上野樹里さん × 和田唱さん | 妻が年上 | 仕事現場での自然な出会い、価値観重視 |
| 芸能界 | 波瑠さん × 高杉真宙さん | 妻が年上 | 年齢差よりも同世代的な関係性が話題に |
| 芸能界 | 安達祐実さん × 桑島智輝さん | 妻が年上 | 再婚同士・生活感覚の一致 |
| 芸能界 | 吉田羊さん × 年下男性 | 妻が年上 | 大人の女性像と精神的自立が注目 |
| スポーツ界 | プロ野球・Jリーグ選手 × 年上一般女性 | 妻が年上 | 栄養管理・生活面のサポート役 |
| スポーツ界 | 海外移籍経験のある選手 × 年上女性 | 妻が年上 | 精神的安定・キャリア設計の共有 |
| 一般 | マッチングアプリ婚 | 妻が3〜7歳年上 | 出会いの構造変化、年齢条件の緩和 |
| 一般 | 再婚・晩婚同士 | 妻が年上 | 条件より相性・現実重視 |
| 業界人 | クリエイター同士 | 妻が年上 | 上下関係が固定されにくい職種 |
これらの例に共通するのは、年齢そのものよりも「精神的な相性」「生活リズム」「将来設計」が結婚の決め手になっている点です。
また、5歳前後の差でも“年上妻”というだけでニュース性が生まれやすく、実数以上に多く感じられる傾向があります。
実際に起きている変化:年上女性×年下男性が成立しやすくなった5つの理由
ここからは「なぜ成立しやすくなったのか」を、心理と環境の両方で説明します。
1)女性の経済力が上がり“年上男性=安心”の必然性が薄れた
昔は「年上男性=収入が安定」「女性は専業かパート」が前提になりがちでした。
だから年齢差は、家計の設計として合理的だった面があります。
今は共働き前提で結婚を考える人が増え、女性側もキャリアを積みやすい。
年齢が上だから“養ってもらう”ではなく、「対等に暮らせるか」「家事育児の分担が現実的か」が重視されます。
2)出会いの場が変わり、年齢差の“フィルター”がゆるくなった
職場恋愛に加えて、SNSやマッチングアプリが普及しました。
アプリは「年齢差=絶対NG」を外すだけで候補が一気に増えます。
以前は同級生・近所・職場など“近い世代”と出会う比率が高かったのに対し、今は最初から年齢差のある人と接点が持てる。これが構造的に効いています。
3)恋愛観が『年齢』より『相性』に寄った
年上女性側は「精神的に自立していて、駆け引きが少ない関係が楽」という声が増えました。
年下男性側も「対等に話ができる」「価値観が合う」「安心できる」という理由で年上女性を選びやすい。
ここで大事なのは、“若いから好き”という単純な話ではなく、相性や生活感の一致が評価されていることです。
4)見た目年齢・健康寿命の感覚が変わった
スキンケア、運動習慣、食生活、医療、そして情報量の増加で「30代後半〜40代が若々しい」ケースは珍しくありません。
年齢差があっても、ライフスタイルや見た目のギャップが小さければ、周囲も本人たちも“年の差”を強く意識しにくいのです。
5)結婚の目的が『世間体』から『納得感』へ
昔は「適齢期」「家同士」「世間体」などが強く働きました。
今は「一緒に暮らす現実」を重視し、合う相手なら年齢にこだわらない層が増えています。
年上女性が家計管理や生活の段取りが得意で、年下男性が家事育児を積極的に担うなど、役割が固定されない夫婦像が広がりました。
いつ頃から『年上女性×年下男性婚が増えた』と言われだしたのか
結論から言うと、この話題がはっきりと「トレンド」として語られ始めたのは【2015年前後】からです。
ただし、突然その年に増えたわけではなく、社会構造の変化が段階的に積み重なり、
- メディアが言語化し
- SNSで拡散され
- 一般認識として定着した
という流れがあります。
時系列で見るとこうなる
| 時期 | 社会の受け止め | 状況 |
|---|---|---|
| 〜2005年 | かなり珍しい | 姉さん女房=例外 |
| 2010年前後 | 違和感はあるが許容 | 晩婚化・同世代婚増加 |
| 2015年前後 | 増えていると認識 | 共働き・アプリ普及 |
| 2020年以降 | 目立つトレンド | SNS拡散で可視化 |
この流れを理解すると、「最近急に若い男性が人気になった」「年上男性が不要になった」という単純な話ではなく、
- 結婚の前提条件が変わった
- 年齢差が意味を持ちにくくなった
- その結果として年上妻婚が“普通の選択肢”になった
というのが実態だと分かります。
年上男性の需要は下がった?“不人気”ではなく条件が変わった
結論として、年上男性の需要がゼロになったわけではありません。
ただし、選ばれる条件が変わりました。
- 「年上=収入が高いから」だけでは選ばれにくい
- 家事育児への参加、コミュニケーション、価値観の柔らかさが重要
- 年齢より“生活の相性”が優先される
一方で、結婚相談所など“条件提示型の出会い”では、今でも年上男性が選ばれやすい傾向が残りやすいと言われます。
まとめ
年上女性×年下男性の結婚が目立つのは、実際の増加に加えて、SNS時代の拡散構造が“目立たせている”面も大きいです。
大切なのは、年齢の上下よりも「生活の相性」と「将来設計のすり合わせ」。
波瑠さんと高杉真宙さんのような話題をきっかけに、世の中の変化を知りつつ、自分にとっての納得解を作っていくのがいちばん現実的です。


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