2025年6月11日、B’zの公式サイトおよびSNSで、松本孝弘さんが「体調不良のため、UNITE #02に出演しない」ことが発表されました。
医療機関での診断により“療養が必要”との判断が下されたことが、辞退の理由とされています。
本人コメントからも「本当に楽しみにしていたUNITEに出られないのは悔しい」と語られており、ギリギリまで出演の意思があったことがうかがえます。
- 松本孝弘さんは”体調不良により療養が必要”と診断され、UNITE #02を欠席
- 本人は出演を希望していたが、無理を避けるために辞退を決断
- イベントは稲葉浩志さんとサポートメンバーで開催
- 今後のLIVE-GYMや制作活動への影響は不透明だが、回復を優先
なぜ出演辞退に?公式発表で明かされた経緯

松本さんのコメントに滲む無念と責任感
公式発表に続いて、松本孝弘さん自身がメッセージを発信。
“この先まだまだ音楽活動を続けるためにも、今回は大事を取って出演を断念しました事、ご理解頂けましたら幸いです。”
この一文には、今後も音楽活動を続けていく強い意志と、ファンや共演者への深い配慮が込められています。
還暦を超えてなお精力的に活動を続けてきた松本さんだからこそ、“無理せず続ける選択”をしたと読み取れます。
UNITE #02は予定通り開催|稲葉さんの想いと決意
松本さんの辞退にもかかわらず、UNITE #02は開催されます。
その理由は、松本さん自身が「ぜひ開催してほしい」と希望したことにあります。
稲葉浩志さんもコメントを発表し、
“B’z=松本孝弘”と語りつつ、「今回はバンド・スタッフと一丸となってライブをやり遂げる」としています。
体調は以前から悪かったのか?突然ではない可能性も
公式発表では”体調不良”としか記されておらず、具体的な病名や発症時期は明かされていません。
ただし、松本さんのコメントにある「この先も音楽を続けるためにも、大事を取って」という言葉や、SNS上でのファンの声からは、突然の発症というよりは、疲労や体調不良が以前から続いていた可能性が示唆されています。
ファンの間でも「最近あまり話していなかった」「ずっと忙しかった」といった声があり、無理が続いていた中での決断だったのではないかという見方もあります。
いずれにせよ、本人にとって今回の辞退は苦渋の選択であり、今後の活動継続を見据えたポジティブな休養であることが読み取れます。
過去の事例から見る体調不良による出演辞退の影響
音楽業界では、大物アーティストの体調不良による公演辞退は珍しくありません。
● 桑田佳祐さん(2010年)
→ 食道がん治療のため一時活動休止。しかし回復後にライブ復帰し、病を乗り越えたことで大きな感動を呼びました。
● 小田和正さん(2022年)
→ 声帯不調により一部ツアー公演を中止。静養ののち復帰し、MCなどで病状についても語る姿勢が支持されました。
● 稲葉浩志さん(2023年)
→ 喉の炎症で一部メディア出演を見合わせ。短期間の静養で済み、LIVE-GYMには無事参加。
これらの事例に共通するのは、無理をせず適切なタイミングで静養を選ぶことが、長期的な活動継続につながるという点です。
松本孝弘さんもまた、キャリアを大切にしながら“今後もB’zとして演奏し続ける”ために、今回の決断を下したと考えられます。
今後の活動はどうなる?療養と復帰時期の見通し
● 療養は長引くのか?
現在、病名や具体的な症状は公表されていません。
● 冬のLIVE-GYMやアルバム制作は?
B’zは例年、年末〜年始にかけて活動を強化しますが、スケジュールの見直しや延期も視野に入れるべき状況です。
● 松本さん復帰後のスタイルは変わる?
演奏負担を軽減した構成や、演奏時間の短縮など、体調に配慮した新しいライブスタイルが模索される可能性もあります。
まとめ
UNITE #02で松本孝弘さんが姿を見せられないのは、ファンにとって大きな喪失です。
しかしこれは“終わり”ではなく、“これからも活動を続けていくための決断”です。
松本さんのギターが再びLIVE-GYMのステージに響く日を、ファンも関係者も待ち続けています。今はその日を信じて、ゆっくりと見守りたいところです。
コメント