2025年7月9日、テレビ東京系「テレ東音楽祭2025~夏~」にて、シンガーソングライターのASKAさん(67)が登場し、「YAH YAH YAH」を熱唱しました。
この楽曲をテレビで披露するのはおよそ20年ぶりで、SNS上ではリアルタイムで歓喜と驚きの声が広がりました。
ASKAさん本人は、「封印していたわけじゃないけど、今歌うのが面白いと思って」とコメント。拳を突き上げるあのパフォーマンスとともに、圧巻の声量でフルコーラスを歌い上げ、視聴者を魅了しました。
- ASKAさんがテレ東音楽祭2025で「YAH YAH YAH」をテレビ披露、約20年ぶり
- 圧巻の歌唱力に「震えた」「涙出た」と感動の声多数
- 「CHAGE and ASKA」再結成を望む声がネット上で再燃
- 賛否を巻き起こす“復帰”の評価と今後の活動の行方に注目
視聴者の声「やっぱりチャゲアスが聴きたい」

ネットでは、
- 「フルコーラスで震えた」
- 「この声量は67歳とは思えない」
- 「チャゲアスで見たかった!」
といった声が相次ぎ、改めて“CHAGE and ASKA”の音楽の力を感じた人も多いようです。
特に多かったのは「CHAGEさんの透明感あるハモリがないのは寂しい」「二人でこそ完成する楽曲」といった、コンビでの復活を望む声でした。
「SAY YES」や「万里の河」など、チャゲアス時代の代表曲は数多く、そのどれもが“二人の音”で成り立っていたことを再認識したという意見も。
チャゲアス再結成の可能性はあるのか?
結論から言えば、現時点でCHAGE and ASKAの再結成予定は発表されていません。
一方で、過去の確執や距離感から考えると、すぐに再共演が実現する可能性は高くありません。ただし、
- KANさん追悼ライブでのASKAさんの歌唱
- CHAGEさんも音楽活動を続けていること
など、双方の音楽的活動が続いている今、何らかの“交差”が起きることも十分ありえるとも言われています。
賛否が混在する“復帰”の現実
ASKAさんは過去に薬物問題で逮捕され、テレビ出演も長らく途絶えていました。
そのため、今回のテレビ復帰については歓迎の声が多い一方で、
- 「よく出せたなと思う」
- 「薬物に対して甘い社会だと感じる」
といった、批判や複雑な思いを抱くコメントも少なくありません。
ただし、音楽的才能や声量の衰えなさは多くの視聴者を圧倒し、評価する声が上回った印象です。
なぜこのタイミングで「YAH YAH YAH」だったのか?
本人のコメントにあった「封印していたわけじゃない」
テレ東音楽祭の出演前、ASKAさんはステージ前インタビューでこう語っています。
「テレビでは(YAH YAH YAHを披露するのは)2000年過ぎてあったのかな?封印していたということではないんですけど、今歌わせていただくのが面白いかなと思って。」
この発言から分かるのは、
- 特にNGにしていたわけではない
- “今この瞬間”に披露することが「面白い」と感じた
という、自発的なタイミングの選択です。
つまり、20年ぶりの復活は、
テレ東音楽祭という「自由度の高い番組枠」
テレビ東京は、他局に比べてアーティストの過去や問題に寛容で、“音楽そのもの”を評価するスタンスがあるとされています。
実際、過去には
- 芸能活動から離れていたアーティストの再登場
- 他局が避けがちな楽曲・演出の採用
などを積極的に行ってきた実績があります。
ASKAさんにとっても、「テレ東だからこそ出たい」「あの曲をあえて歌える空気感がある」という判断があったのではないでしょうか。
CHAGE and ASKA結成45周年の節目が近い
1979年にCHAGE and ASKAとして活動を本格化させてから、2025年でデビューから約45周年という節目に差しかかっています。
ファンの間でも、
「そろそろ何か動きがあるのでは?」
「周年企画の布石か?」
KANさん追悼ライブを経ての心境の変化
2024年、ASKAさんはKANさんの追悼ライブにも出演し、再びステージに立つ喜びを語っていました。
「音楽を続けられることの意味」
「伝えるべき歌がある」
という想いがより明確になり、改めて“YAH YAH YAH”のメッセージ性の強さを伝えたいという気持ちが高まった可能性もあります。
まとめ
20年ぶりに響いた「YAH YAH YAH」の力強いメッセージと、再び注目を集めるASKAさんの存在感。
その“復活劇”の行方に、今後も目が離せません。
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