2025年10月17日、『ハイスクール!奇面組』の39年ぶりの新作アニメ制作が発表されました。
旧作主題歌「うしろゆびさされ組」のカバー版が、河川唯(白石晴香さん)と宇留千絵(長谷川育美さん)の歌唱でYouTubeにてイメージMVとして公開され、ファンの間では早くも「これがそのまま主題歌になるのでは?」との予想が飛び交っています。
果たして、このMVが本編オープニングに採用される可能性はどれほど高いのでしょうか?
- 公開された「うしろゆびさされ組」カバーMVは高完成度で話題
- フジテレビ「ノイタミナ」枠では、先行MVが主題歌になる例が多数
- Night Tempoプロデュース=サウンド方向性の軸は既に確立
- 採用確率は「7割以上」と予想、ただしアレンジ変更の可能性も
主題歌になる確率は約70%、Night Tempoアレンジで続投の可能性大
筆者の予想では、今回の「うしろゆびさされ組」カバーが正式な主題歌(OPテーマ)として採用される確率は約70%と見ています。
なぜなら、楽曲の完成度・映像の演出・公開時期の3点が、ノイタミナ枠での主題歌公開スケジュールと完全に一致しているためです。
過去のノイタミナ作品でも“先行イメージ映像=本編主題歌”が多い
ノイタミナ作品では、放送3か月前〜2か月前に“先行MV”が公開され、そのまま主題歌になるパターンが非常に多く見られます。
過去の具体例
作品 | 先行映像公開時期 | 主題歌 | 結果 |
---|---|---|---|
『よふかしのうた』(2022) | 3か月前 | Creepy Nuts「よふかしのうた」 | イメージMVがOPとして採用 |
『【推しの子】』(2023) | 2か月前 | YOASOBI「アイドル」 | PV段階の音源がそのまま主題歌に |
『うる星やつら』(2022) | 2か月前 | MAISONdes「アイウエ」 | コラボMVが本編オープニング化 |
『ハイスクール!奇面組』(2025) | 2.5か月前 | 「うしろゆびさされ組」カバー | ←現状ここ |
この傾向を見ると、今回の“イメージMV=本編OP”パターンは十分現実的です。
具体的な採用シナリオ3パターン
- そのまま主題歌として採用(最有力)
Night Tempo版「うしろゆびさされ組」カバーがOPとして放送。ファンも納得、旧作リスペクト+令和サウンドの融合。 - アレンジ変更版が主題歌に(可能性あり)
MVと同じ曲だが、テンポや構成を変えた“アニメサイズ版”が使用。YOASOBI「アイドル」もTVサイズで構成変更されていた例がある。 - 別アーティストが正式主題歌担当(低確率)
Night Tempo版はあくまでティザー用で、本編では48系や坂道系ユニットの新曲に変更。ただし現時点では“イメージMV”としか書かれておらず、限定的な可能性と見られる。
Night Tempoとは?奇面組に起用された理由
Night Tempoさんは韓国出身のプロデューサーで、80年代日本ポップス(いわゆるシティポップ)をリミックスし世界的に再評価させた第一人者です。
代表作は松原みき「真夜中のドア」リミックスや竹内まりやの再構築企画など。
昭和サウンドに現代的なグルーヴを加える手法で知られ、奇面組が象徴する“80年代カルチャーの復活”と完全にマッチします。
また、フジテレビ「ノイタミナ」枠が海外ファンへの発信力を意識している点も重要。
Night Tempoは欧米のシティポップ愛好家から絶大な支持を得ており、彼の起用は“世界に通じる昭和リバイバル”を狙った戦略とも言えます。
ファンの反応から見える期待値
- 「主題歌は変えないでほしい」「今のアイドルがカバーしてくれたら最高」
- 「Night Tempoのアレンジがセンス良すぎる」
- 「声優2人のデュエットでそのまま本編で流して!」
SNS上では、イメージMVの再生開始からわずか1日で数十万回再生を突破し、ハッシュタグ「#うしろゆびさされ組」がトレンド入り。
多くのファンが“旧作リスペクト+令和ポップ感”の方向性に高い支持を寄せています。
特に声優本人による歌唱に「キャラクター愛を感じる」との声が目立ち、音楽的完成度だけでなく感情面でも評価されています。
まとめ
イメージMVは、もはや主題歌の“試写版”。
現時点での完成度・時期・演出から見て、Night Tempo版「うしろゆびさされ組」=本編OPテーマになる確率は極めて高いと予想されます。
さらに、この選曲は単なる懐古ではなく、80年代のポップカルチャーを現代に再構築する挑戦でもあります。
昭和の空気感を知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮に響く――そんな二重構造の音楽体験を提供する点でも本作は意義深いでしょう。
正式な主題歌発表時には、Night Tempoサウンドがどのようにアニメ映像と融合するのか、そして“うしろゆびさされ組”が再び時代を超えて愛されるのかに注目です。
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