2025年8月27日、声優であり俳優、そして声優養成所「アプトプロ」の代表取締役社長でもあった土師孝也さんが、心筋梗塞のため72歳で急逝されました。
『BLEACH』の藍染惣右介や『銀魂』松平片栗虎、さらにアラン・リックマンの吹き替えなど、多くの名演で知られた土師さんの訃報に、多くのファンや業界関係者から悲しみの声が広がっています。
この記事では、土師さんの功績と共に、所属事務所「アプトプロ」の今後について整理していきます。
- 土師孝也さんは声優・吹き替え・舞台の第一線で活躍し、アプトプロの社長としても後進を育成していた。
- 訃報後もアプトプロは活動を継続しており、所属声優や養成所「アプトラボ」への大きな影響は見られない。
- 今後の焦点は「後任社長は誰になるのか」という人事と、運営方針の継続性にある。
- ファンや業界関係者の注目は、土師さんの理念をどう受け継ぎ、アプトプロがどんな未来を描くのかに集まっている。
土師孝也さんの功績

- アニメ代表作:『BLEACH』藍染惣右介、『銀魂』松平片栗虎、『美味しんぼ』山岡士郎(2代目)、『宇宙戦艦ヤマト2199』真田志郎
- 吹き替え代表:アラン・リックマン(『ハリー・ポッター』スネイプ先生、『ダイ・ハード』ハンス・グルーバー)
- ナレーション・舞台:ドキュメンタリーや朗読劇など多数
知的で重厚な声質を生かし、悪役からナレーションまで幅広く演じ分けられたことが魅力でした。
アプトプロと養成所の現状
土師さんは声優事務所アプトプロ付属養成所の社長として、後進の育成にも尽力していました。
訃報後も事務所は運営を継続しており、2026年4月開講の「アプトラボ」第17期生の募集も続いています。
現状、声優マネジメントや養成所業務は止まることなく行われているため、事務所自体の活動に大きな混乱は出ていないと見られます。
所属声優一覧(主要)
アプトプロには、以下の声優・タレントが所属しています。
- 相坂優歌さん
- 財満健太さん
- 関根明良さん
- 田中正彦さん
- 夏樹リオさん
- 深町寿成さん
- 家中宏さん
- 矢野正明さん
- 他、多数
ベテランから中堅、若手まで幅広く所属しており、アニメ・ゲーム・舞台・ナレーションと多様なジャンルで活躍しています。
アプトプロの役員体制

公式に公表されている役員は以下のとおりです。
- 代表取締役社長:加藤孝也(芸名:土師孝也)
- 代表取締役会長:亀山俊樹
この2名の体制が確認されています。
今後は、土師さんの後任として新たな代表が誰になるのかが大きな注目点となります。
所属声優の活動に変化はあるのか?
現時点では、所属声優の活動に大きな変化は見られません。
公式サイトやSNSでは従来通り出演情報が更新され、作品への出演やイベントも予定通り進行しています。
相坂優歌さん、財満健太さん、関根明良さん、深町寿成さんらの出演作もキャンセルや延期はなく、活動は継続しています。
短期的な影響は少ないと見られますが、中長期的には新しい代表の方針によって育成方針やマネジメントの方向性が変わる可能性があり、注目すべき点です。
養成所「アプトラボ」の運営方針は変わるのか?
「アプトラボ」は2026年4月開講予定の第17期生募集を継続しており、現時点で運営が止まる兆しはありません。
これまで通り、複数の講師陣・スタッフがカリキュラムを支えているため、土師さんの不在でも大きな混乱は見られません。
短期的には従来通りの方針で進められると考えられますが、今後新しい代表や運営陣が掲げる理念によって、若手発掘や方向性に変化が出る可能性はあります。
そのため、公式の発表や業界ニュースの動向を注視する必要があります。
後任人事は過去の事例からみてどう?
声優業界では過去にも、代表や創設者の急逝により後任が指名されたケースがあります。その多くは以下のパターンです。
- 内部昇格型:既存の会長や役員が代表に就任(例:アーツビジョン)
- 関連会社からの引き継ぎ型:グループや関連会社の人材が就任(例:ぷろだくしょんバオバブ)
- 看板声優・講師登用型:事務所や養成所を支えてきた看板声優や講師が代表に就任(例:小規模事務所・劇団系)
どの形であれ「土師さんの理念をどう継承するか」が注目点となります。
まとめ
土師孝也さんは声優として数々の名演を残しただけでなく、アプトプロの社長として後進育成にも尽力されました。
突然の訃報は大きな衝撃ですが、事務所と養成所は今後も運営が継続される見込みです。
ファンとしては、まずはこれまでの功績に感謝を捧げつつ、所属声優やアプトプロの未来を温かく見守りたいところです。
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