2024年の紅白歌合戦で華々しく初出場を飾ったK-POPガールズグループ・ILLIT(アイリット)。
デビュー年にして紅白という快挙を達成した彼女たちが、果たして2025年も再び紅白のステージに立つのか?
今回はその可能性を、過去の実績、今年の活動、そしてK-POP枠の競争から多角的に分析していきます。
- 2024年の紅白初出場は“話題枠”だったが、2025年は実績に裏付けされた出場候補に浮上中
- 9月1日に日本CDデビュー「時よ止まれ」をリリースし、秋の紅白向け戦略も視野
- NHKとの接点は増えているが『うたコン』『SONGS』など定期番組への出演は未定
- K-POPガールズの枠争い激化の中、IVE・LE SSERAFIM・NewJeansらとの競争が鍵
2024年は話題性重視の“サプライズ枠”だった

ILLITが初めて紅白に登場したのは、2024年末の『第75回NHK紅白歌合戦』。
このときは、デビューわずか9ヶ月というタイミングでの出場に驚きの声も多く、「なぜもう紅白?」「実績より話題優先?」という声もX(旧Twitter)や掲示板で散見されました。
しかしその裏には、以下のような要素があったと考えられます。
- NewJeans、LE SSERAFIMに続くHYBEの新星としての注目度
- 「Magnetic」のSNSバズによる話題性
- 日本人メンバー(MOKAさん、IROHAさん)の存在
2025年は“実績枠”での再出場が見えてきた
ところが2025年のILLITは、明確な実績を積み上げた年となりつつあります。
- 「Almond Chocolate」:ストリーミング累計5,000万回再生(オリコン調べ)
- 「I’LL LIKE YOU」:オリコン週間洋楽アルバムランキング1位
- 「時よ止まれ」で正式に日本CDデビュー(9月1日デジタル先行)
- 日本2都市ファンコン開催(ぴあアリーナMM/大阪城ホール)
- ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025出演決定
このように、数字と現場実績の両方を兼ね備え始めたILLITは、話題先行だった昨年とは違い、
K-POPガールズの「枠争い」が激化中
紅白に出場できるK-POPガールズグループの枠は、例年2〜3組ほどに限られます。
ILLITが再出場するには、他の有力グループとの競争を勝ち抜く必要があります。
■ 想定されるライバル(2025年)
- NewJeans:音沙汰少なめだがブランド力あり
- LE SSERAFIM:継続的に活動中、NHK出演も多い
- IVE:2025年ROCK IN JAPAN出演、再出場可能性大
- NiziU:日本での安定した活動実績
- Kep1er/BABYMONSTERなど新興勢力も浮上中
NHK音楽番組との関係性はどうか?
ILLITはこれまでに『Venue101』(2024年6月)や『NHK MUSIC EXPO 2024』(2024年8月)に出演し、NHKとの関係を着実に築いています。
特に『NHK MUSIC EXPO』出演後の紅白初出場という流れからも、NHK内での評価が高まりつつあることが伺えます。
一方で、2025年7月現在、『うたコン』や『SONGS』といったNHKの定期音楽番組への出演はまだ確認されていません。
これらの番組への出演が決まれば、年末に向けた紅白再出場への“追い風”となるのは間違いありません。
まとめ
ILLITの紅白2025再出場は、実績的にも十分狙えるポジションにあります。
あとはNHKとの相性(出演実績)や、秋〜冬の“仕掛け方”がポイント。
特に「時よ止まれ」が秋冬に向けてじわじわ伸びれば、“バズと実力の両輪”を証明し、
2年連続出場の可能性はより現実的になるでしょう。
今後もILLITの動向には要注目です。
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