2025年6月13日、YOSHIKIさんがX(旧Twitter)で衝撃の発表を行い、派生バンド「T.N.T」がXYプロジェクトから完全に独立することが明らかになりました。
T.N.Tは、手越祐也さん、KYOHEYさん、FURUTATSUさんという3人の実力派メンバーで構成され、XYの中でも異彩を放っていたユニットです。
ではなぜ、このユニットがXYから離れ、新たな道を選んだのか? そしてその決断は、手越祐也さんのキャリアにどんな意味を持つのか?今回の記事では、これらの要素を分かりやすく解説します。
- T.N.Tは2025年6月にXYプロジェクトから独立し、実質的な新グループとして再始動
- 手越祐也さんの“自己プロデュース型”のアーティスト戦略と親和性が高く、独立は自然な流れ
- ジャニーズ退所後から続くソロ活動経験が、今回のプロジェクトにも活かされる可能性がある
- 過去の派生ユニットやソロ転向の事例から見ても、独立後の明確なビジョンと継続的展開が鍵となる
T.N.Tの独立は“必然”だった
今回の独立は、単なる方向性の違いではなく、手越祐也さんのキャリア戦略にとって必然的な選択でした。
彼の持つ自由度の高いアーティスト気質や自己プロデュース力は、XYという枠組みの中では発揮しづらかったとも言えます。
ソロアーティスト・手越祐也の3つの強み
1. 自己プロデュース能力が高い
ジャニーズ退所後、手越さんはYouTube・SNSを活用しながら、音楽・メディア・イベントの全方位で活動を展開。
T.N.Tの始動も、そうした“自発性”の延長線上にあります。
2. 明確なファン層を持つ
XYのような育成型グループとは異なり、手越さんはすでに確固たるファンベースを持っており、“プロジェクトの一員”より“牽引役”として動く方が自然でした。
3. グループに収まらない存在感
YOSHIKIさんも「圧倒的な存在感」と称するように、その個性が逆にグループ全体のバランスを崩す要因になった可能性もあります。
T.N.Tが描く“新しい未来”とは
- ライブ展開の自由度アップ
→ 少人数だからこそ、小規模でも内容の濃いステージが可能。 - 音楽ジャンルの幅広さ
→ 手越さんの特性に合ったバラードやロックなど、多様な表現がしやすい。 - SNS活用によるスピード感のある展開
→ リアルタイムでファンとつながり、音楽だけでなく“人”としての魅力を発信可能。 - バラエティやソロ活動との並行
→ グループの制限がない分、テレビ出演など幅広い露出がしやすくなる。
課題は「継続性」
ファンの声で目立つのが、「また途中で終わってしまうのでは?」という不安です。
- プロデューサー不在で運営の難易度が上がる
- 活動スケジュールやリリース計画が不透明
- メンバー間の結束力や役割分担もカギに
手越祐也さんとXYの関わり
手越さんがXYに加入したのは2024年10月。
当初はサプライズとして大きな注目を集め、XYプロジェクトの“話題性”を牽引しました。
しかし、当初からYOSHIKIさんの構想とは異なる方向性を持っていたため、T.N.Tとして切り離されたのは、ある意味自然な流れだったともいえます。
過去の事例から見るT.N.Tの今後
- 赤西仁さん(KAT-TUN脱退):ソロ活動で成功を収めるも、継続の難しさを体験。
- E-girlsの派生ユニット:短期的には成果があったが、グループ解体後の活動は苦戦。
- The Last Rockstars(YOSHIKI・HYDE他):注目度は高いが、継続展開に課題。
手越祐也さんの過去事例
- 2020年ジャニーズ退所後のソロ活動:
- YouTubeでの音楽配信、オンラインライブ
- 著書出版、テレビ出演などマルチに活動
- 話題性は高かったが、継続的なヒットには課題も
まとめ
T.N.Tの独立は、グループ崩壊ではなく“適材適所”の選択でした。
特に手越さんのスタイルに合わせた新たな土壌を整えるという意味で、ポジティブに受け止めるべき動きです。
しかし同時に、独立には責任が伴います。これまでのような“話題性だけ”でなく、着実な実績と継続的な発信が求められる段階に入っています。
ファンとしては、次なる展開(新曲、ライブ、ビジュアル公開など)を焦らず、着実に待ちたいところです。
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